固定費の見直しというと、スマホや電気代が真っ先に浮かぶと思います。
でも、毎年ほぼ同じ額が出ていくのに、いちばん見直されていない固定費のひとつが【NHK受信料】だと私は思います。
受信料そのものを「払わない」方向の話ではありません。
同じ契約のまま、払い方を変えるだけで年額が変わるという話です。
この話、専業主婦で私の大親友の「まる乃」にもしてみました。

NHKの受信料って、口座から勝手に引き落とされてるから、いくら払ってるか知らないかも。

そういう家、多いと思う。今日は、明細の見方と、払い方で変わる金額を一緒に見てみよう。
まず、自分の契約の種類を確認する
NHK受信料の窓口の公式ページでは、受信料は契約の種類によって金額が違うと説明されています。
大きく分けると、次の2つです(沖縄県を除く)。
- 地上契約
- 衛星契約(地上に加えて、衛星放送も対象になる契約)
どちらの契約になっているかは、口座の引き落とし明細や、NHKから届く書類で確認できます。
一般的には、衛星放送(BS)を受信できる設備があるかどうかで、契約の種類が変わります。
払い方ごとの金額を並べてみる
公式ページに載っている金額を、1年分にそろえて並べてみました(2026年9月25日確認)。
地上契約
- 2か月払:2,200円(1年で13,200円)
- 6か月前払:6,309円(1年で12,618円)
- 12か月前払:12,276円
衛星契約
- 2か月払:3,900円(1年で23,400円)
- 6か月前払:11,186円(1年で22,372円)
- 12か月前払:21,765円
公式ページでは、6か月前払は4.4%、12か月前払は7.0%の割引と説明されています。
2か月払から12か月前払に変えると、1年あたりの差は次のとおりです。
- 地上契約:924円
- 衛星契約:1,635円

え、同じ契約なのに、払い方だけで1,600円以上も違うの?

そう。しかも、毎年くり返し効いてくるからね。
口座振替とクレジットカードで、金額は変わる?
支払い方法は、口座振替・クレジットカード等の継続払・継続振込(払込用紙)などから選べます。
公式ページの説明では、金額が変わるのは「何か月分をまとめて払うか」のほうで、支払い方法そのもので金額が変わる書き方にはなっていません。
ただ、クレジットカードで払うと、カード会社のポイントが付くことがあります。ポイントの付き方はカードごとに違うので、お持ちのカードの条件を確認してみてください。
注意したいのは、12か月前払にすると、1回あたりの引き落とし額が大きくなることです。
地上契約なら12,276円、衛星契約なら21,765円が、一度に出ていきます。
引き落とし月に口座の残高が足りなくならないよう、どの月に引き落とされるかを先に確認しておくと安心です。
家族の中に、2つ目の契約がないか
もう一つ見ておきたいのが、家族割引です。
NHK受信料の窓口の案内では、次のような場合に、2つ目の契約の受信料が半額になると説明されています。
- 同じ生計で、離れて暮らす家族がいる(単身赴任・学生など)
- 別荘・別宅など、自宅とは別に受信契約を結んでいる
ただし、公式ページには適用の条件もあります。たとえば、割引元と割引先の支払い方法が、口座振替・クレジットカード継続払・継続振込のいずれかであることなどです。
自動では割り引かれず、割引先での申請が必要とされているので、該当しそうなら公式ページで手続きを確認してください。
一人暮らしの学生がいる家庭は、免除も確認
親元を離れて一人暮らしをしている学生がいる場合は、【学生免除】も確認しておきたいところです。
公式ページでは、親元などから離れて暮らす学生のうち、次のような条件に当てはまる場合、申請により全額免除になると案内されています。
- 健康保険(被用者保険)で、親などの扶養に入っている
- 奨学金を受けている
- 前年の年間収入が187万円以下
- 授業料の免除を受けている
など、ほかにも対象になる条件があります。
どれにも当てはまらない場合でも、条件によっては家族割引(半額)の対象になると説明されています。

うちの甥っ子、春から一人暮らしなんだよね。姉に教えてあげよう。

いいと思う。免除も割引も、申請しないと始まらないから、そこだけ伝えてあげて。
今日やること
さてさて、ここまで読んでくださった方は、通帳アプリを開きたくなっている頃かもしれません笑。
今日やることは、次の3つだけです。
- 引き落とし明細で、契約の種類(地上・衛星)と、何か月ごとに払っているかを確認する
- 2か月払なら、12か月前払に変えた場合の差を上の数字で出してみる
- 離れて暮らす家族や学生がいれば、家族割引・学生免除に当てはまるかを公式ページで見る
1年で1,000円前後の話ですが、手続きは一度で済みます。
私は、こういう「一度決めたら毎年効くもの」から片づけるのが、固定費の見直しでいちばん気持ちが楽だと思っています。

今夜、通帳アプリで引き落としの額を見てみるね。

それで十分。数字が分かれば、あとは一度手続きするだけだから。
固定費全体の順番は、固定費の見直しは、どこから手をつけるべきかで整理しています。
使っていないサブスクがないかも気になる方は、使っていないサブスク、見つけて止める手順もあわせてどうぞ。
では、また^^
参考(一次資料)
NHKの受信料はいくら?受信料の金額について|NHK受信料の窓口(契約の種類ごとの金額・前払の割引率。2026年9月25日確認)
受信料 お支払い方法|NHK受信料の窓口(支払い方法と支払い単位。2026年9月25日確認)
家族割引制度のご案内|NHK受信料の窓口(対象・適用要件・手続き。2026年9月25日確認)
学生を対象とした免除・割引制度|NHK受信料の窓口(学生免除の条件。2026年9月25日確認)
※金額は沖縄県以外の税込額です。受信料の額・割引・免除の条件は変わることがあります。手続きの前に、公式ページで最新の内容をご確認ください。
この記事を書いた人
ぽよ江(日本FP協会認定AFP)
家計のこよみ



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